フリーターがWワークで勝利を目指す発想法

フリーターがWワークで生活していくための知恵をご紹介します。

ブラック企業の低賃金、更に悪化か

 

ブラック企業の低賃金、が社会問題になって随分と経ちますね。

ブラック企業で働く当事者は、不当な処遇を受けていても
声をあげられる状況ではありません。』
ブラック企業大賞を設立した理由をこう述べています。

確かに、フリーターやパートタイマーで働く
人は、なんで正規の会社員として働き始めなかったのだろう?
アルバイト目線でHIROYASUはそう思います。

しかし、自分もWワークで生計を立てている身。

以前のアルバイト先でも、
学生バイトはいるものの、フリーターもいました。

就職活動で採用がなく、フリーターの道を
進んできたのかもしれません。

賃金もそう高くはなく、社会保険に入っているかさえ
よく分かりません。

非正規で働く人達にとって、保証制度の充実や
雇用の安定(シフトなど平気で時間を削る)が
何よりの心の拠り所です。


先日もスキーバス転落事故も賃金と
限られた働き先の選択で
苦手でも引き受けざるを得ない実態が
浮き彫りになってきました。

運転に慣れないからハンドル操作を誤った、
フットブレーキで減速できたのに、
効かなかったのか?

操作が不慣れで
エンジンブレーキが効かずに
焦ってしまったのか?

運転手が死亡した今となっては、
真実が分かりませんが、
背景には労働問題が大きいと思いますよね。

ブラック企業と言われた会社は気の毒ですが、
中小零細企業の管理体制の甘さから
さまざまな問題が出てきてしまいます。

労働環境の改善が社会を明るくする
カギを握っている用に感じてなりません。

 

 

ブラック企業大賞とは

  パワハラ、セクハラ、残業代未払い、長時間労働、派遣差別、偽装請負・・・。日本の労働環境はいまますます悪化の一途をたどっています。それらの職場はここ数年で「ブラック企業」と称され、社会的にも注目されつつあります。しかし個別事例の調査やその問題の発信・解決も簡単ではなく、ブラック企業で働く当事者は、不当な処遇を受けていても声をあげられる状況ではありません。さらにはブラック企業を生み出す社会・経済的な構造についての分析や提言についても不十分であるため、きわだったブラック企業の存在は一時的に取り上げられても、企業全体・働く場全体の質の向上にはなかなか結びついていません。そこで私たちは、ブラック企業の個別の事例はもちろんのこと、それら企業を生み出す背景や社会構造の問題を広く伝え、誰もが安心して働ける環境をつくることをめざして「ブラック企業大賞企画委員会」を立ち上げました。

ブラック企業には幅広い定義と解釈がありますが、「ブラック企業大賞」では次のようにブラック企業を定義し、その上でいくつかの観点から具体的な企業をノミネートしていきます。
ブラック企業とは・・・・①労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いている企業、②パワーハラスメントなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)。

ブラック企業を見極める指標】
●長時間労働
●セクハラ・パワハラ
●いじめ
●長時間過密労働
●低賃金
コンプライアンス違反
●育休・産休などの制度の不備
●労組への敵対度
●派遣差別
●派遣依存度
●残業代未払い(求人票でウソ)
※ただし多くのブラック企業が上記の問題を複合的に持っているので、判断する際も総合的に判断する。


ブラック企業大賞企画委員会
●古川琢也(ルポライター)
●白石 草(OurPlanet-TV 代表)
●河添 誠(首都圏青年ユニオン青年非正規労働センター事務局長)
佐々木亮(弁護士)
●川村遼平(NPO法人POSSE事務局長)
●松元千枝(レイバーネット日本)
●内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長)
●須田光照(全国一般東京東部労組書記長)
●水島宏明(ジャーナリスト・法政大学教授)
竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学教授)
●土屋トカチ(映画監督)